ケガをしている時のお酒

怪我があるときにアルコールを摂取してもいいのか?

運動をした後やお風呂に入った後のビールなどのお酒はとても美味しいものでですが、時には何かの拍子に怪我をすることもあります。
怪我をして炎症を引き起こしている、腫れがあるなどの場合でも、お酒を飲んでも構わないでしょうか?

アルコールは怪我の消毒にも使われることがありますので、消毒になって良いと飲む人もいるかもしれません。
しかしながら、その考え方は間違いであり、お酒を飲めば肝臓に負担をかけて体力を消耗するので、怪我には良くないです。
もしも怪我をして早く治したいと思うなら、完治する間はお酒を控えるのが良いです。

怪我があるときのアルコールの作用

アルコールを飲むと血管を拡張させて血行を促進する働きがあります。
これは怪我で炎症や腫れがあるときには、それを悪化させる作用があり、内出血があると酷くして痛みを発生させたり、治りにくくします。
血行が良いと言うことはそれだけ血が流れやすく、怪我で出血している部分などは止血を遅らせることとなります。

さらにはアルコールが体から抜ける頃には、今度は血管を収縮させ血行を悪くするので、怪我にも体にも良くありません。
傷みを麻痺させる効果もあるので、一時的に痛みが無くなるような感覚に襲われますが、そこで無理をすると余計に傷口が広がります。

アルコールを分解する場合は、体内の酵素が使われてこれによってアルコールが無害な水などになります。
しかし、体内の酵素で分解することに体内の機能が使われますので、体を治すのが遅くなり回復が遅くなります。
もしもアルコールを飲んだときは、野菜や果物を摂取して、それらから酵素を補うようにすると良いです。

利尿作用もあるので、脱水を招くこともあります。
体内の水分が足りなくなると、体の隅隅まで栄養素が行き渡らなくなる場合もあり、そうなると栄養が怪我の部分まで届かず、怪我の治りが遅くなります。
酔っぱらうこともあるでしょうから、必要以上にお酒を飲んで酔うと、自分の怪我を制御できない可能性もあり、手当が上手くできない、無理に動いて傷口を広げる、酔ってふらついて怪我の部分をどこかにぶつけて、余計に傷口を悪化させるなどのことも考えられます。

しかし、アルコールでもウィスキーやウォッカなどの度数の高いものは消毒の効果があり、傷口に吹き付けたり塗ると消毒して、消毒液の代わりとなります。
これは映画などでも見られるシーンです。
ただしこれは、外から塗った場合に消毒の効果があるのであり、ウィスキーなどを飲んでも傷口が消毒されることはなく、体内で分解されるだけです。
また飲んでも体内の病原菌を殺菌するような作用もありません。